60日間で メキシコ人と西語で対等に仕事ができるようになるためのスペイン語学習 LECCIÓN54 否定と不定の表現
Buenas tardes. ¿Qué tal?
いよいよ明日は修了式でございます。
なかなかハードな70日間でございました。いろんな意味で。
油断をすると様々な出来事や場面が思い出され、感傷的な気持ちに浸りがちなので、そんな気持ちを断ち切るかのように、今日は「否定と不定の表現」を扱って行きましょう。
英語で言えば、something/anything、nothingに相当するっていうんだから、すごく大事なんだろうな。
〇意味と用法
algo:「何か」不特定のものを指す不定代名詞で、性・数の変化はありません。
英語のsomething/anythingに相当するものです。
nada:「何も(~ない)」。algoの否定形で、性・数の変化はありません。
英語のnothingに相当します。
〇基本例文
-¿Ves algo? 何か見える?
No veo nada. 何も見えません。
-¿Usted sabe algo del accidente? 事故について何かご存知ですか?
No oigo nada del accidente. 事故について何も聞いてません。
-Vamos a comer algo. なにか食べよう。
〇その他の用法
algo de + 名詞 「少しの~」
-¿Comprende usted algo de italiano? イタリア語が少しわかりますか?
nada de + 名詞 「~を少しも(~しない)」
-No comprendo nada de italiano. イタリア語は全然わかりません。
〇副詞として使われる場合
algo:「少し」= un poco
-Estoy algo cansado. 僕は少し疲れている。
nada:「まったく(~ない)」 noを強調
No llovió nada el mes pasado. 先月は全然雨が降らなかった。
〇alguienとnadie(代名詞)
alguien:「誰か」不特定の人物を指し、性・数の変化はありません。
英語のanybody/somebodyに相当します。
-Hay alguien en la habitación. 部屋に誰かいる。
nadie:「誰も(~ない)」alguienの否定形で、性・数の変化はありません。
英語のnobody/no oneに相当します。
-No vi nadie en jardín. 私は誰も庭で見なかった。
〇algunoとninguno(代名詞・形容詞)
alguno:「ある/なんらかの」人・物・事のいずれにも使い、性・数の変化があります。英語のany/someに相当します。
ninguno:「ひとりの/ひとつの~も(~ない)」人・物・事のいずれにも使います。algunoの否定形で、性の変化はありますが、複数で用いられることはほとんどないようです。
※alguno/ningunoが男性・単数名詞の前につく時、語尾のoが脱落し、algún/ningúnとなります。
-Alguno de ellos viene. 彼らのうちの誰かが来る。
-Algunos días estamos en la playa. 何日間か浜辺にいます。
-¿Tienes alguna pregunta? 質問がありますか?
-Si, tengo una. はい、ひとつあります。
-No tengo ninguna. なにも(質問は)ありません。
やっぱり何かalgo solitarioな気分だな。