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メキシコ(2020.5月中旬以降~)やら、国際協力やら、日本語教育やら、読書記録やら…を綴るブログ

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60日間で メキシコ人と西語で対等に仕事ができるようになるためのスペイン語学習 LECCION31 動詞poner(置く)

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Buenas tardes. Como estas?

 

訓練所に入所してちょうど1か月がたち、スペイン語の中間テストも無事に終わり、いよいよ今日から後半戦に突入します。

 

スペイン語を1カ月間勉強して、ようやくスペイン語の言語としての特徴や体系的なことも分かってきて、日本語能力試験で言えばN2レベルを目指せるんじゃないかというような勘違いもできるようになってきたので、

 

そのまま調子にのって、

 

後半は、このブログのコンセプトを「60日間で メキシコ人と西語で対等に仕事ができるようになるためのスペイン語学習」に上方修正。

 

Tambien見出しのデザインもスペインカラーからメキシコカラーへ衣替え。

※イタリアカラーではない。

 

Vamos a Mexico!

 

実にいい感じ。

 

ということで、今日は後半一発目に相応しい動詞ponerを取り上げたいと思います。

 

  poner
yo pongo
tu pones
el/ella/usted pone
nosotros ponemos
ellos/ellas/ustedes ponen

※一人称単数のみがpongoになる不規則変化動詞。それ以外の人称はer動詞と同じ。

 

動詞の活用形の覚え方としては、一気に5コ同時に一本調子で覚えようとするのはなかなかつらい。だから重要度・優先度・使用頻度などに応じて緩急をつけて覚えるようにすれば、精神的にも大分楽になると思います。

 

たとえば、5つの活用の中で圧倒的に使用頻度が高くて重要なのが、当然一人称単数です。いくらボランティアとは言え、自分のこと(一人称)が言えないで、人のこと(二人称・三人称)が言えるようになってもねって話なわけで。だからまず最初に覚えるべきはyoです。

 

で次に大事なのが三人称単数。一人称単数形と三人称単数形を覚えれば「私は・・・」「あなたは・・・」「彼は・・・」「彼女は・・・」と単数形は全部言えるようになるわけです。

 

スペイン語には英語の「you」に相当する語が2つあって、ひとつは親しい間柄で使う「君」とか「お前」的な意味合いの「tu」(二人称単数)。もうひとつが敬意を込めた「あなた」的な意味合いの「usted」(三人称単数)。

 

だから普段から丁寧な言葉遣いを心がけていれば、極端な話、二人称単数の「tu」なんて必要ないわけです。実際、中南米では二人称複数の「vosotros」が使われていないことを考えると二人称単数の「tu」もそのうち使われなくなるかもしれませんよね?

 

だから、そういうものを超重要ヘビロテ一人称単数と一緒くたに覚えようとするのは実に非効率なわけです。はい。

 

そして一人称単数と三人称単数の次に覚えるべきはやっぱり一人称複数の「nosotros」でしょう。


ほら、マズローの欲求五段階説でも自分自身の生理的欲求と安全欲求が満たされたら、今度は社会的欲求を求めるわけですから、「私たち」って使いたくなるわけです。


で、実は一人称複数の活用ってそんなに難しくないんですよね。というのも、不規則変化動詞でも一人称複数形が特殊な変化をしている動詞っていまのところ見たことがない。


つまり不規則変化動詞であってもarで終わる動詞は「ーamos」、不規則変化動詞であってもerで終わる動詞は「-emos」で、不規則変化動詞であってもirで終わる動詞は「-imos」という風に、一人称複数のnosotrosの部分は規則変化なんですよね。

 

で次が三人称複数。これも多くの場合、三人称単数の最後に「n」をつければいいだけだからmuy facil。

 

そして最後に重要度が最も低い二人称単数。

 

ということで、

①一人称単数「yo」の形を覚える。

②三人称単数「el/ella/uste」の形を覚える。

③一人称複数「nosotros」の形を覚える。不規則変化動詞でもこの部分は規則変化だから簡単。

④三人称複数「ellos/ellas/ustedes」の形を覚える。三人称単数の活用形にnをつけるだけだから簡単。

⑤最後に二人称単数の形を覚える。 


ほら。③④はイージーで⑤は使わなくてもどうにでもできるものって考えれば、めちゃくちゃ楽じゃない?

 

それにスペイン語圏のlos ninosたちも5つの活用を同時に覚えるわけじゃないでしょ⁉


5つの変化をただ無闇に闇雲に覚えようとするよりもよっぽど実用的で実践的で効率的に覚えられると思います。

 

 

【文法と用例】

①「置く・〈enに〉入れる」

Pongo una caja sobre la mesa.  箱をテーブルの上に置く。

¿Donde pongo las flores? 花をどこへ置きますか?

  En la mesa, por favor. テーブルの上にお願いします。

¿Pone usted leche en el cafe? コーヒーにミルクを入れますか?

 No, siempre tomo cafe solo. いいえ、いつもブラックで飲みます。

 

②「〈機械などを〉作動させる」

Pongo el despertador a las seis. 目覚まし時計を6時にセットします。

 

③「上演する、上映する、放映する」

Hoy ponen una pelicula interesante en el Cine KTC. 今日、KTC映画館でおもしろい映画が上映される。

En el Liceu ponen opera cada tres meses. リセウ劇場では3カ月ごとにオペラが上演される。

 

 

ということで、後半一発目の動詞として相応しい要素がまったくないponerでした。

Hasta luego.