『60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ』(青山南 著)
こちらも再読。最初に読んだのは去年の4月4日。
自分の行き先をメキシコに定め、応募書類を提出し終えて最初に読んだメキシコ本。
内容は、スペイン語を学ぶためにメキシコでホームステイしながら語学学校に通う、60歳のおっさんの奮闘記。
おもしろおかしい体験談を交えながら、メキシコの文化・風習、スペイン語の簡単な単語・文法を紹介する。
たとえば、スペインのスペイン語では、バスはautobusでトラックがcamionだけど、
メキシコでは普通のバスがcamionで、autobusと言うと長距離バスになっちゃう。英語のcoachってやつだね。
じゃあ、メキシコでトラックのことはなんて言うんだ?っていうと、これもcamion。コンテクストから分かるよねって話。
ちなみにアルゼンチンやベネズエラのスペイン語ではバスのことはcolectivoで、
ペルーやウルグアイではomunibus、チリではmicro、キューバではguaguaって言うらしい。
タイトルが『60歳からの外国語修行』ってなってるけど、これはどう考えてもメキシコ本‼
岩波新書にしては、かなりカジュアルでサクッと読める内容で◎。